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2008-02-19

寒さの夜には湯たんぽを

 遂に、すべての採点作業が終わった。寒い部屋での作業にあたってはしばしば指先がこおった。そんな寒い夜になると人は暖かさを求める。 「鍋」を連呼していた人もいたが、私の今の気分としては鍋よりも湯たんぽだ。

 先日の毎日新聞によると世間でも湯たんぽが売れているとのこと228_2880_5だが、 私は今回湯たんぽがわりに写真のようなものを使った。中にお湯を入れて手で握ったりポケットに入れたりして暖をとる。これまではよく卓上の電気スタンドの電球を握ったりしていたものだが、この自家製湯たんぽの登場以来そんな必要もなくなった。これ一つで、これまで夜間に体をこわばらせてやっていだ作業も、ずいぶんとリラックスしてすすめることができた。

 これは最近わけあって勉学に励んでいる妻が開発したもので、妻は雑誌かなにかで見たようだ。ただペットボトルにお湯を入れて握るだけの話だが、多少の試行錯誤があったのでせっかくだから紹介しておこう。

 まずオレンジ色のキャップ(暖かい飲み物用)のペットボトルを用意する。 350mlの タイプがベスト。つぎにポットで湯を沸かすが、湯を沸かすにあたっては、ガスを使ってやかんで沸かすよりも、電気ポットがおすすめ。うちの電気ポットは保温などの機能がついておらず、ひたすら早く沸かすことに全力をそそいでくれるので、あっというまに沸く。そしてこのお湯を注意深くペットボトルに注ぎ込む。

 これだけだが、いくつか注意点がある。まず、

①使用するペットボトルは、あったかい飲み物用のものでなければならない。冷たい飲み物のものを妻が試みたが、お湯を入れるとふにゃふにゃになってしまった。それから、

②ペットボトルの口の部分は広いものがよい。狭いものはお湯を注ぐときにこぼれやすく危険。ただし、逆に広い口の場合はその分蓋がはずれやすいという欠点もあって、無意識にさわっていて蓋がとれそうになったことが何度かあった。なにぶん熱湯が入っていわけなので、この点にだけはくれぐれも注意が必要。もう一つ、

③ペットボトルを手で持ったとき、凹凸の感じがなめらかなものを選ぶべし。中には凹凸が激しくて、とがった部分しか手に触れないもののある。以上のことを鑑みて選ぶなら、カルピスのホットレモンが今のところ最高である。(ただしカルピスのホットレモンでもいくつかの種類があるので注意)。

 なお、沸騰したお湯をそのまま入れると、熱すぎて持つことも出来ない。私は出来るだけ長くもたせたいのでハンカチでまいたりして使っているが、妻は水で水温を調節しているようだ。沸騰した状態からはじめれば、さめてしまうまで2時間近く使える。

 省エネのために温度を低く設定し、風量も最小に設定することが奨められているが、全くもってこれまでの暖房の使い方は一般に無駄が多かったと思う。(夏の冷房もそう)。これだと必要最低限のエネルギーで最良の効果が得られているのではないかと思うが、実際に電力などの計算をしたらどうなるか分からない。

 雪の降る夜に、お湯の入ったペットボトルを両方のポケットに入れて散歩にでかけるのも悪くない。手元と足さえ冷たくなければ、相当寒くても楽しめるものだ。露天風呂の感覚と少し似ているかも知れない。

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コメント

オレンジ色のキャップのペットボトルを選ぶあたり、さすがですね。これにハンドタオルを併用すればやけどもしないですむ。あたたかそうでいいですね。

投稿: クンクン | 2008-02-21 14:16

ペットボトルの蓋に二種類あるのは妻に教えられて初めて知りました。オレンジじゃないものに湯を入れるとほんとにふにゃっとなってしまうようです。

それにしてももう1ヶ月以上同じペットボトルを使っていますがまったく壊れない。科学技術というものは本当にすごいです。キャップだって微妙な凹凸できっちり閉まるようになってるし。

これだけのものをポイと捨ててしまうのはやはりもったいなすぎますよ。

投稿: 桶川利夫 | 2008-02-21 23:06

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