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2012-01-17

野呂芳男書誌作成

 今期の講義も終わりに近づいた。今日は午前中で講義の準備が終わったので、野呂先生の詳しい年表および書誌を作成した。もちろんHPの方にすでにだいたい書誌はあるのだが、そこには漏れているものも多い。

 先日トロウ氏から野呂先生が自ら作成された手書きの書誌目録(口頭発表なども含む)のコピーをいただいたので、これを元により詳細な年表と書誌を作成した。後日HPの書誌にもこれを反映したいと思う。

 この書誌はかなり詳しく正確なものになっていると思うが、それによると先生の生涯の仕事は、著書10点、論文121点、翻訳16点、書評28点、対談8点。その他に口頭での研究発表ないしは講演が、活字化されていないものも含め約20回ある。

 これまで口頭での研究発表を調べたことがなかったが、先生は特に60年台には相当に研究発表や講演をされている。『実存論的神学』が出た1964年には実に6回の発表をなさっている。39歳の時である。

 口頭とは言っても、その中にはたとえば2005年に行われた「キリスト者の完全について」という礼拝説教などは入っていない。先生は研究者であるだけでなく牧師でもあられたので、説教壇からも多くのことが語られたわけだが、青山時代の説教を数えるとおびただしい数になってしまうだろう。

 この他に、トロウさんに託された遺稿(『実存論的神学』の改訂増補版を含む)があり、また、ユーカリスティアでの講義はほとんどが録音されているはずである。これらはいずれ整理されて出版されるだろう。これらは最晩年の野呂先生を知る上での重要資料となるはずである。

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